見えない敵との闘い! 親心 V.S. 感染症
子育て中の親なら誰もが経験する、子どもの突然の発熱や体調不良。
特に感染症が流行する時期は、わが子がいつ体調を崩すかと、毎日ハラハラした気持ちで過ごしている人も少なくないだろう。
今回は、感染症が蔓延する時期のワーママあるあるをご紹介!
感染症到来、親たちの恐怖
ニュースで「インフルエンザ流行の兆し」「RSウイルスが猛威」といった言葉を聞くたびに、親たちのアンテナはピンと張り詰める。
「マスクはちゃんとした?」「手洗いうがいはしっかりね!」
朝の送り出しは、まるで感染症対策本部の司令官になったかのようだ。
あらゆる菌やウイルスから子どもを守ろうと、いつも以上に目を光らせる。
スーパーに行けば、除菌グッズや栄養ドリンクのコーナーから目を離せず、カゴはあっという間に満たされていく。
しかし、どんな厳重な対策もむなしく、しっかりとウイルスを持ち帰ってくる子どもたち。
それが、子育てにおける避けられない「宿命」なのかもしれない。
送り出してすぐに呼び出し
「今日こそは平和な一日を過ごせるはず!」
そう願って子どもを幼稚園や学校に送り出したのもつかの間。
仕事に集中し始めた矢先、スマホに表示される見慣れない番号。
嫌な予感とともに電話に出ると、
「もしもし、〇〇ちゃんのママですか? 実はお子さんが発熱してしまって…」
という担任の先生からの非情なひと言が。
心の中で「キターーー!」と叫びながら、あちこちに頭を下げ急いでお迎えに行くと、そこにはぐったりと顔を赤くした我が子の姿が。
出社して半日も経たないうちに鳴り響く呼び出しコール。
これこそが、感染症蔓延期を生きる親たちのリアルな「日常」なのだ。
病院の待合室が地獄絵図
熱を出したわが子を抱き、病院の待合室に足を踏み入れる。
そこはまるで、ウイルスが飛び交う戦場のようだ。
激しく咳き込む子、止まらない鼻水にぐったりと伏せる子、そして不安げな表情でわが子を抱きしめる親たち。
マスクの下で交わされるのは、「これ以上、何ももらって帰りたくない」という無言のメッセージ。
そんな中、親たちは子どもを飽きさせないよう、絵本を読んだり、小さな音量で動画を見せたりと、あの手この手を尽くす。
しかし、診察までの長い時間で、着実に削られていくHP。
「次の方、どうぞ」
少しずつ順番が近づいていく中、診察室から聞こえてくるのは、「インフルエンザですね」「RSウイルス陽性です」といった医師の声。
その日、我が子が戦場を無事に生き抜くことを、親はただ祈るばかりなのだ。
日中は平熱なのに夜になると急に発熱
「あれ?今日は元気そうじゃない?」
日中はケロッとしていて、食欲も旺盛なわが子。
「もう大丈夫だろう」と少し安心して夕食の準備に取り掛かっていると、突然子どもが「さむい…」と言い出す。
熱を測ると、ぐんぐん上がっていく体温計の表示。
夜になるにつれ、熱はあっという間に39度台に。
「昼間は元気だったのに、なんで夜になると急に熱が上がるの!?」
そんな疑問を抱えながら、一晩中つきっきりでの看病がスタート。
翌朝、子どもの熱はすっかり下がり、何事もなかったかのようにケロッとしている。
子どもの体調は、親にとって予測不能なミステリーなのだ。
熱にうなされるわが子を見るたび、親の心は締め付けられる。
それでも、病を乗り越えるたびに一回り大きくなる小さな命を信じ、今日も明日も奮闘する。
いつか笑い話になる日まで、この闘いは続くのだ。
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