笑って泣ける、家族の食卓事件簿
トマト地獄にようこそ!ミートソースの惨劇
ミートソースパスタの日。
それは、食卓が戦場と化す日でもある。
フォークを握りしめ、好物の到着を今か今かと待ちかまえている子どもたち。
いざ食事がスタートすると、まるでソースを武器にした戦場さながらの光景が…!
あちこちにミートソースが飛び散り、テーブルも子どもたちの顔もベトベトに。
小さな手はミートソースまみれ、口のまわりも真っ赤っか。
とろりとしたソースは、絨毯の上に容赦なく染みを作っている。
ミートソースパスタの日。
それは、掃除と洗濯がいつもの3倍大変になる日でもある。
子どもには通じない!? 母の努力
今夜は、手の込んだ絶品ビーフシチューに挑戦!
玉ねぎをじっくり炒め、たっぷり時間をかけてぐつぐつと煮込む。
さらに、生地から作ったナポリ風ピザや、魚介たっぷりのごちそうサラダも用意。
しかし子どもはよろこぶどころか、ガッカリした表情で「いつもの納豆ごはんがいい~」とポツリ。
いつもよりがんばった分、食べてもらえなかったときのダメージはすさまじいもの。
真夏にもかかわらず、母の心には冷たい冬の嵐が吹き荒れるのだった…。
箸が止まるものは、徹底的に排除する
「これ食べないとデザートなしだよ!」
そんな言葉も通用しない子どもたち。
嫌いなものは一切口にせず、好きなものだけをきれいに食べるという高度なテクニックを見せつけてくる。
たとえば、カレーライス。
どうやらカレーに入っている野菜が嫌いなようで、ルーの部分だけをきれいに平らげる。
まるでルーだけを食べるために生まれてきたような、そんなプロフェッショナルな食べ方だ。
そんな「偏食界のトップスター」とも言える君へ。
次からは、肉とカレールーを除くすべての材料を全部ミキサーにかけて君のお皿の上から消し去る予定です。
「このごはんじゃない!」ブーイングに心が折れる
「今日の夕飯は、ママが作ったハンバーグだよ~!」と子どもに声をかけるも、返ってきたのは「えー、またハンバーグ?」というブーイングの声。
愛情込めて作った料理が、子どもたちにとっては「またか…」という存在に。
忙しい中、献立を考え、買い出しに行き、必死で作った料理が今日もまた無慈悲な扱いを受けたので母は貝になりたい。
子どもがいる食卓は、毎日がアドベンチャー。
予想外のハプニングや子どもたちの気まぐれに振り回されながら、今日もまた勇者のごとく灼熱のキッチンに向かうのだ。
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